時々刻々作業療法しましょう

時々刻々 作業療法しましょう

現場で使えるをもっとうに、作業療法士の引き出しを、時々書いています

リスク管理

腎臓が悪くなると起こりやすい症状

慢性腎臓病は、無症状のうちに進行し、心筋梗塞などの心血管障害の合併の頻度が高く、廃用症候群やフレイルを来しやすい疾患である。一度失われると、回復する事が難しく、慢性腎不全まで進行し、透析や腎移植を必要とする。 腎機能低下は徐々に起こり、無症…

高齢者のめまい (リスク管理編)

高齢者と関わっていると,眩暈(めまい)を訴えている方の多さに驚かされる事がある。 眩暈(めまい)とは 「目がまわること、目がくらみ、倒れそうになること」とあり、様々な原因によって起こる上記の様な症状の総称であると言える。また、高齢者の眩暈の約…

訪問リハビリテーション リスク管理(心不全)

前回は、糖尿病のリスク管理をまとめてみた。第2回目の今回は、訪問リハビリでの心不全のリスク管理と題して、訪問リハビリでの心不全を抱える方と関わる上での注意点などまとめてみた。 第2回 訪問リハビリのリスク管理(心不全編) そもそも心不全とは 体…

必見 訪問リハビリ 正しい血圧測定方法と解釈

在宅で測定する機会が多い血圧測定だが、正しい方法で測定しないと妥当性のある測定結果が得られない事も多く、条件によって数値の解釈が難しい場合がある。また、訪問リハビリで測定した結果と自宅で記録している結果との乖離など、訪問では良く観察される…

在宅でみる 栄養状態の6つのポイント

在宅で担当している方の栄養状態を確認したい場合、食事たべれていますか?と聞いたところで大概は「食べれています」と言われるのが落ちである。 訪問リハビリでは、観察や情報収集から栄養状態を測る技が必要になる。 そこで今回は、在宅で栄養状態の把握…

訪問リハビリテーション リスク管理 糖尿病編

訪問リハビリテーション(以下訪問リハ)では、訪問看護ステーションでの訪問リハと違い、看護師が配置されていないため、特に注意したいのがリスク管理だと思う。僕の場合、高齢者と関わる機会が多いため、以下の点を注意しながら関わっている。 ①高齢者特…