時々刻々作業療法しましょう

時々刻々 作業療法しましょう

現場で使えるをもっとうに、作業療法士の引き出しを、時々書いています

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

訪問リハ 最低限必要な持ち物は❓

最近の記事は、リスク管理や疾患など内容に少し偏りがありましたので、ここで少し箸休め。 皆さんは他の療法士さんが訪問バックに何を入れているか気になりませんか?僕は、すごく気になります。在宅では、必要最低限の物で訪問している療法士の方もいれば、…

高齢者のめまい(治療編)

前回の記事では、眩暈の原因にfocusをあて、危険な眩暈との違いや、眩暈の症状など述べた。今回は、眩暈の治療編として、回転性眩暈に代表される「良性頭位発作性眩暈症(BPPV)」の評価や治療に関してまとめてみた。 良性頭位発作性眩暈症 特定の頭位をとる…

高齢者のめまい (リスク管理編)

高齢者と関わっていると,眩暈(めまい)を訴えている方の多さに驚かされる事がある。 眩暈(めまい)とは 「目がまわること、目がくらみ、倒れそうになること」とあり、様々な原因によって起こる上記の様な症状の総称であると言える。また、高齢者の眩暈の約…

訪問リハビリテーション リスク管理(心不全)

前回は、糖尿病のリスク管理をまとめてみた。第2回目の今回は、訪問リハビリでの心不全のリスク管理と題して、訪問リハビリでの心不全を抱える方と関わる上での注意点などまとめてみた。 第2回 訪問リハビリのリスク管理(心不全編) そもそも心不全とは 体…

必見 訪問リハビリ 正しい血圧測定方法と解釈

在宅で測定する機会が多い血圧測定だが、正しい方法で測定しないと妥当性のある測定結果が得られない事も多く、条件によって数値の解釈が難しい場合がある。また、訪問リハビリで測定した結果と自宅で記録している結果との乖離など、訪問では良く観察される…

在宅でみる 栄養状態の6つのポイント

在宅で担当している方の栄養状態を確認したい場合、食事たべれていますか?と聞いたところで大概は「食べれています」と言われるのが落ちである。 訪問リハビリでは、観察や情報収集から栄養状態を測る技が必要になる。 そこで今回は、在宅で栄養状態の把握…

訪問リハビリテーション リスク管理 糖尿病編

訪問リハビリテーション(以下訪問リハ)では、訪問看護ステーションでの訪問リハと違い、看護師が配置されていないため、特に注意したいのがリスク管理だと思う。僕の場合、高齢者と関わる機会が多いため、以下の点を注意しながら関わっている。 ①高齢者特…

スキー靴の着用  片麻痺編

前回は、スキーのリハビリについて記事を書いた。 経験的に、スキー靴で一番時間が掛かるのは履く動作ではないだろうか。それに比べ脱ぐ動作は比較的スムーズでできる方が多い。スキー靴を履く事が出来にくい要因として以下の要因が考えられる。 スキー靴が…

片麻痺のスキー獲得・再開までポイント

作業療法士の仕事は多岐に渡る為、「自分が体験した事が無い課題」に対して、どの様にプログラムを立案すべきか悩む事が多い。 今回は、片麻痺を呈した方のスキー獲得まで、僕がどのように考え、関わったかをSPDCAサイクル形式(surveyーPlan-Do-Check-Actio…

認定作業療法士になる前となってから

今日のテーマは「認定作業療法士」 作業療法士の中では「認定」と言ったら、「認定作業療法士」と言う位、認知されていると思います。しかしながら、その認知の割に、認定を取得している人の数があまり伸びていません。google検索で「認定作業療法士」と検索…

初めての訪問リハビリ 在宅患者訪問リハビリテーション管理指導料

訪問リハビリテーションを始めたばかりの方や、これから新たに事業所を立ち上げる予定の方が間違い易いのが、「訪問リハビリテーション=介護保険のサービス」と思い込む事ではないでしょうか。そこで今回は、医療保険で行く、在宅患者訪問リハビリテーショ…